訪問入浴介護は、寝たきり状態などの要介護者は、自宅の浴槽で入浴する事は困難なので、移動入浴車など浴槽を自宅に持ち込んで入浴を手助けする介護サービスです。
基本的には、介護職員2名と看護師1名の3人で巡回し、入浴の前後に体温の異常な上昇や血圧の変化がないかを測り、健康状態をチェックしながら入浴させます。特に高齢者の場合、入浴するだけでも身体に大きな負担が掛かり、体調の変化に常に気をつけなければなりません。
しかし、入浴することは日本人にとって長く続く文化であり、皮膚を清潔にして痒みや汚れをとることで、免疫力を強化したりリラックスする効果があります。要介護者となった人も、多くの日本人がそうであるように入浴が好きな人が多いです。その為、家族だけで入浴させる事は、要介護者も介護者である家族にも負担が大きいので、みんなの負担を減らして入浴を楽しめるようにする事が、訪問入浴介護の目的です。
訪問入浴介護を利用するには、主治医と相談し要介護者の状態が安定していると、判断される必要があります。訪問入浴介護を依頼しても、要介護者の状態が優れず入浴できる状態ではない時は、無理に入浴させずに蒸しタオルで身体を綺麗にして貰ったり、足浴だけさせる事も出来ます。
入浴する際は、転倒したり突然溶体が変化する危険性もあるので、入浴時間や設定温度以外にも、浴室の状態や要介護者の様子にも注意する必要があります。特に、冬の場合は風呂場と脱衣場の温度差や、部屋までの温度差が大きいので、気をつける必要があります。
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